NHKテレビ ハングル講座

1992.04→1993.03

慶州のお寺 1992年4月開講



全羅南道の小さなお寺を訪れた。一柱門の脇に上げられた説明文を読むと、李朝時代(1392〜1910)の建物と記されていた。境内に入ると、建物のほとんどは建て替えられたものだった。大雄殿の柱の色はベンガラの厚塗りで、伽藍は色盲検査表の模様のようなけばけばしい。


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チャガルチ市場全景 釜山



毎年旧暦の2月末日(新暦の4月末日)、珍島郡回洞里と義新面芋島里に奇跡の橋が架かる。海が割れる前のひととき、民俗行事がにぎやかに行われる。農楽隊は旗をなびかせ音を奏でながら、海が割れる場所に向かって進む。


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雁鴨池 慶州



釜山の港町にデパートのような大きな飲食店街がある。その数は、1階だけで優に30店を超すだろう。どの店も水槽を並べ、その横に簡単なテーブルとイスが備えてある。中はさしずめ市場のような具合で、呼び込みが激しい。


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王宮 ソウル



田舎道を砂煙を上げ、ポプラ並木をバスが走る。沿道の子供たちが、こちらに向かって手をふってくる。洛東江の雄大さに感嘆し、車は北へと走る。赤牛を引く農民、畦道では赤子が退屈そうに野良仕事の終わるのを待っている。


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民俗村 水原



韓国のある村で「地神踏み」の行事が行われていた。地神踏みとは、地の神を鎮め慰労することより、農村の豊作を祈るものであるという。十数年前までは、迷信ということで禁止されていたが、最近ではいたるところの村で祭りとして盛んになってきた。


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石仏 慶州



李朝時代の王宮・景福宮の北東にかって両班(ヤンバン)の街があった。そこを南に下ると、仁寺洞(インサドン)に出る。昔は骨董の街として有名だった。1970年頃までは訪れる客も多く、その店頭には名品が所狭しと並べられ、李朝家具がうずたかく積まれていた。


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