共同魚市場
どの店も水槽を並べ、その横に簡単なテーブルとイスが備えてある。中はさしずめ市場のような具合で、呼び込みが激しい。
露天商の喧嘩
店内入ると、ヒラメ、アワビ、イカ……と並んだ水槽から、アジュマが手づかみで活きのよい魚を客に見せにくる。
釜山の漁港
あちこちでアジュマ同士の喧嘩が始まる。
ヒラメ1尾1万ウォン(当時価格約1,500円)は高すぎると文句を言うと「ビールをサービスするから……」、
別のアジュマは「うちは、3品2万ウォン!」
「3品にビールをサービスしてくれたら」と、旅人は厚かましい。
「しょうがない」と言いながら、愛想よくテーブルにビールを置いてくれる。
片言のハングルが話せるだけでも、アジュマたちと親しく値段の駆け引きをしながら、食事を楽しむことができる。
釜山の漁港